「画伯」と呼ばれたうにちゃんの実力
突然ですがみなさん、絵は得意でしょうか
私は、自慢ではありませんがとんでもなく上手いです。
時は遡り高校時代。
選択授業で「美術」を選択していた私は皆から「画伯」と呼ばれるほどの実力でした。
他にも「こんな絵は君にしか描けない。」だとか言われたり…
………おっと、私の華麗な経歴をただ綴るだけでは
みなさん面白くないですよね。
「百聞は一見に如かず」
それでは早速、作品を見せていきましょう
ヤギです。友人に描けと言われて嫌々描いたんですが、
なんだか、固まっていました。感激していたのでしょうか。
友人が、ひたすらにリクエストしてきたので答えてあげる事にしました。
「天才かよ」と賞賛されましたが、まあいつも誉められてきましたから
そんなに感動はしません。
「じゃあ次さ、犬描いてよ。あっ、座った状態でね(笑)」
リクエスト出してる身分で詳しく条件まで付けてきやがった。
しかも笑いながら。舐めたやつだ
「はい。できたよ」
ものの8分ほどで書き上げた私は友人に見せたが
「この顔の隣のやつなにwww」
どこからどう見ても首輪だろう。こいつは何をいっているんだ
「じゃあ最後でいいや。キリン描いてよwwキリンwwww」
正直笑いながら描けと言われると無性に腹がたつが、最後と言われたので結構時間をかけて丁寧に描いた
結構描いたり消したりして完成させた。
我ながら上手くかけたと思っている。
「今までの美術の成績表、どれくらいだったんだよ」
と聞かれたので私は5段階中4だったと答えた。
「よく4ももらえたなww」
とこれまた失礼なやつだと思いながらそいつの家から帰った。
中学の美術の先生が
「絵は、上手い下手じゃなくて、描いてて楽しいか、楽しくないか。
君が美術の時間嬉しそうに教室に入ってくるの、先生嬉しいよ」
と言われたのがすごく思い出に残っている。
今思えば、いい先生に巡り会えたものだ。
私はこれからも絵を描くことを楽しんでいきたいと思う。